2018
01.25

少ない費用でも始められるWEBマーケティングの特徴

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WEBマーケティングチームの武田元彦です。普段はデータ活用やマーケティングが専門のDataStrategy株式会社という会社の代表を務めております。

今回は、やや抽象的ですがWEBでのマーケティングの特徴を紹介したいと思います。

インバウンド観光におけるWEBマーケティングの重要性

オンライン広告を始めとする、WEBマーケティング施策の最大の特徴は、少ない予算で自分たちの商品を世界中にアピールできるということです。

広告の種類は、ざっくり分けると、露出を増やすためのマス広告(電車やバスなどの広告いわゆる交通広告と呼ばれるものや、TVCMなどがそれにあたります)とデジタル広告(WEB広告やSNS広告などオンラインでの広告)があります。いわゆる、オフライン広告とオンライン広告というものです。

一般的にマス広告を作るのには、数千万円以上の規模での予算が必要ですが、WEBマーケティングであればもっと少ない金額から始められることができます。これは、マス広告であれば、例えばタレントを起用して動画を撮影したり、大量の印刷物を準備したり、配信も少しでも露出が多いところに出稿することが有利になるため、費用としては大きな金額がかかります。

一方で、WEB広告の場合は、たくさんの広告配信のためのプラットフォームがあり、予算に応じた選択肢も多いため、もっと少ない金額からでも始めることができます。

あわせて、実際に世界的に見てもWEBで消費する時間は増えつづける傾向にあり、The Economistの記事によれば、2015年の時点ですでにOnlineで消費する時間はテレビで消費する時間を追い抜いてしまったそうです。


出典: The amount of time people spend consuming media every day is remarkable

WEBマーケティングで勝ちパターンを見つける

また、WEBでマーケティングを行う場合はパイプライン構築が良いと言うことが挙げられます。パイプライン構築と言うのは、特定のターゲットに、特定のものを見せればある程度自分たちの商品を購入してくれると言う「勝ちパターンを見つける」と言うことです。

例えば、WEBマーケティングの方法の1つにSEOがあります。これは特定のキーワードの検索結果のうち、自分たちのサイトを上位に表示させるようにすることで、毎月一定程度のトラフィックを自分たちのサイトに誘導するものです。

購買意欲が高い人たちの検索トラフィックについて、自分たちのページが上位に表示されるようになれば、毎月購買欲が高いユーザーを安定的に獲得することができ、収益につながります。

一般的なオフライン広告では、誰がどれぐらいその広告を見たのか、その結果どの程度商品を購入してくれたのか、といった把握が難しいです。もちろん把握することは完全に不可能ではありませんが、消費財メーカー等は広告の効果を正確に把握するためだけに数千万単位で調査予算を使うこともあるくらい、難しいテーマです。その点、デジタル広告の方が、何人ぐらいがその広告をみて、その結果何人程度自社サイトに来たのかなどを容易に把握できるため、把握の難易度はずっと下がります。

Visit KinosakiのWEBマーケティングチームでは、豊岡市の行政職員やDMO職員、WEB会社のメンバーと一緒になりながら、こうした各種広告やWEBマーケティング施策の数字をみつつ、実際に豊岡市内への来訪や周遊につながる「勝ちパターンを少しでも多く見つける」ために、色々な改善を繰り返しています。

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