04.20
【観光地の提供価値とは】外出自粛中でも旅行コンテンツを配信する取り組み
Facebook, Instagram, SNS, Webマーケ, ツール, データ, ブログ
各地の取り組み
先日こんな記事が出ていました。
https://www.travelvoice.jp/20200410-145908
外出自粛でも自宅で旅行気分を楽しむ新サービスが続々、観光事業者や海外観光局らが配信を積極化
新型コロナウイルス感染防止による外出自粛要請で、自宅で過ごす時間が増えた消費者に対し、観光団体や事業者などが自室にいながら楽しめる観光情報を配信したり、現地体験の気分が楽しめるサービスを提供する動きがひろがっています。例えば以下のようなサービスがあります。
■おうちソクタビ:旅行に行けば現地で出会える産品を、箱に詰めて販売するサービス
■オーストラリア観光局:コアラ、オペラハウス、グレートバリアリーフなどのバーチャルツアー配信
他にも本物のバーチャル体験と呼べるサービスが登場しました。
フェロー諸島ではオンラインで実際にそこにいる人を動かし、周りの景色を楽しめるリアルバーチャルツアーを提供しています。
https://www.remote-tourism.com/
旅行の価値とは?
観光地が持っている資源(強み)とそれが顧客に提供できる価値が他のどこにもないものだったとき、その観光地は常にその価値の中で選ばれ続ける場所であり続けます。それはCOVID-19が終息したとき、世界から訪問されることにもつながります。
観光地の価値を振り返る前に、それぞれのサービスの価値とは何なのかを考えました。
ゲストハウスの価値は交流+宿泊でした。
そのうち交流だけならオンラインでも提供可能ということで、オンライン宿泊の取り組みが始まっています。リアルな宿泊はコロナ終息後に行けばよいわけです。
https://note.com/haruka_ngs36/n/n0603b1b55b64#qhBmA
ローカルガイドの価値は地元民しか知らないディープな情報+店舗での体験でした。
そのうち、情報の提供だけならオンラインでも可能です。情報を知って、今度は自分たちだけで実際に同じ観光ルートを体験するというリアル体験のインセンティブに繋がります。
タクシーの価値とは電車やバスと違い、家の前や店舗の前までいける「移動力」であり、「タクシーに乗ること」あくまで手段だと考えましょう。すると、外出自粛中、どうしても外出しなければならない人のためにタクシー会社は「乗らないタクシー」を始めました。 この取り組みのアイデア大変興味深いです。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5e9a70ebc5b63639081ec0e1
Webマーケチームができる事とは?
自分たちの観光地が持つ強みとその提供価値を
〇「今この時期に」把握すること
〇それを施策に繋げるために着々と裏で準備しておくこと
はアフターコロナの時代に必ず役に立ちます。
今、Visit KinosakiのWebマーケチームもその取り組みを始めています。
Visit Kinosakiの提供価値は何か、強みは何かを洗い出し、ページや広告施策に落とし込める準備をしていく。この取り組みを進めていきます。
城崎温泉の「バーチャルツアー」コンテンツ配信
また、豊岡観光イノベーションが運営するVisit Kinosaki FacebookやVisit Kinosaki Instagramでは、「エア旅行(Virtual Trip)」コーナーを設置し、城崎温泉をはじめ出石や但東など豊岡市内のスポットの今を配信しています。
SNSまでフォローしているロイヤルカスタマー維持のために始めましたが、反応は好調で継続した取り組みとなっています。
この反応も活用しながら、城崎温泉の価値は何なのかを探っていきます。
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