02.10
【データ】豊岡市第4四半期/年間訪日外客数
豊岡市の2019年第4四半期(10-12月)及び年間のインバウンドデータが公表されました。
豊岡市公式記者会見ページから確認することができます。
https://www.city.toyooka.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/009/287/3-r.pdf
これによると豊岡市全体の伸び率は第4四半期YoY+20.1%、年間YoY+17.2%で着地しました。実数としても年間で63,648人泊と過去最高になりました。また、地域別では城崎エリアYoY+15.6%、日高エリアYoY+20.2%と大幅に伸びました。全国YoY+7.6%(観光庁令和2年2月28日:宿泊旅行統計調査)と比較しても良い結果となりました。
<国別>
1年間における宿泊者数は、台湾などの東アジア地域が上位を占めましたが、年間で最も増加率が高かったのはアメリカ(前年比59.1%増)でした。2019年からターゲットとした台湾は、前年比43.8%増となり、7月から開始したプロモーションによる成果が出ました。
一方、2018年には前年比61.0%増と好調だったフランスは、瀬戸内国際芸術祭の影響で前年比15.5%減となりました〔瀬戸内国際芸術祭開催期間中の4~10月は、前年同期比減。開催期間以外は前年同期比増である〕。
Topicとして、ラグビーワールドカップの取り組みがあります。
対象国(アメリカ、カナダ、フランス、イギリス、イタリア、オーストラリア、ニュージーランド)におけるラグビーワールドカップ期間中(9~11月)のインバウンドは、日本全体で前年同期比33.0%増。対して本市は4,205人泊で43.8%増でした(うち城崎地域は3,929人泊で40.8%増)。
国別では、アメリカが前年同期比84.2%増、カナダが同109.6%増、イギリスが同40.2%増、オーストラリアが同23.2%増、と大きく増加しました。一方、同じくラグビーワールドカップの出場国であるフランスは2.0%減となりました。県別における10月の前年比は、試合会場となった福岡県が前年比550.0%増、熊本県が同777.6%増、大分県が同1482.1%増と著しく高く、試合開催が多かった九州地方に宿泊していたと考えられます。
Googleでのキーワード検索数は、9~11月の「Kinosaki」または「KinosakiOnsen」の検索数が前年同期比30%増となった。対象国に限定すると前年同期比36.6%増とより大きな伸びで、城崎の認知拡大が図られました。
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